■全ての行動に改善の余地が
あることを実感しています。
■私達は初めて取り組むことに関しては
高い緊張感が生まれますが、
その一方で、同じことを繰り返していくと
必然的に慣れが発生してきます。
■慣れてしまえば、
流しながら行動することも可能です。
■普段仕事をしている方でも、
何年も同じ仕事をやっていれば、
特段考えなくてもその業務を
行うことはできるでしょう。
■この時、私達は慣れを感じた瞬間こそ、
改めて、どんな改善ができるか
考えるべきだと思うのです。
■同じことを繰り返し行えば、
同じ量の価値を相手に対して
提供することはできるでしょう。
■それは逆の観点から考えれば、
より高い価値を提供できる機会を
逃しているということです。
■トム・ピーターズという
起業家がいますが、
この方は多くの場所で講演をし続けています。
その内容は、本質的な内容がほとんどですので、
ある意味、内容中身をほとんど変えなくても
問題はありません。
■しかし、彼は、
四半期ごとにほとんど全ての
プレゼンの内容を入れ替えるというのです。
■彼の講演を聞いた方は、
同じ公演に出席したにもかかわらず、
その内容が大きく変わったことに
衝撃を受けたと言っていました。
■私たちは、
一度、何か形になったものに対して
手を入れることに消極的に
なってしまう傾向があります。
■上司に対して作った報告書など、
一度、なんとなく収まりが良い形で
文章ができれば大きな変更を
加えたくないという気持ちが働いてしまうのです。
■ある意味、それは、昨日お話しした内容と
重なる部分があるかもしれません。
■昨日は、人は、得るものよりも
失うものに対して5倍の衝撃を受ける
というお話をしました。
■これを今回の例に当てはめると、
一度完成した報告書を修正することは、
新しく作ることに比べて
5倍の負担感があるということです。
■ここで、さらに改善を加えようと思うのか、
そのままにしてしまうのかというのが、
長い目で見た時に絶対的な差異になることは
言うまでもありません。
■結局のところ、私達は
現状維持したいという思いに
どれだけ抗うことができるかが
ポイントなのです。
■そういった意味においても、
日々行う仕事、業務において
同じことはせず、
少しでも価値を追加するという意識を持ち、
それを行動に移すことが極めて大切と
言えるのではないでしょうか。
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今日のまとめ
・どんな物事でも、私たちは、
付加価値を加えるチャンスがある。
・ちょっとしたことでも、
それが積み重ねれば大きな違いに繋がる。
・だからこそ、私たちは、
一つ一つの物事に対して価値を
付加し続けることが大切と言えるのでは
ないだろうか。
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