■あなたは、
ビジネスをする際に、
自分自身のタグを
意識しているでしょうか?
タグを持たないということは
何を意味するのかというと、
ある意味その人は存在していないと
言えるかもしれません。
■もちろん、
これはなんらかの利害関係が
発生するビジネスの場合を
想定していますので、
その点は誤解なきようお願い致します。
■例えば、
昨日もお昼を食べる際に
何を食べるか考えたのですが、
その際にもタグを起点として
どのお店に行くのかを決めています。
和食がいいのか、中華がいいのか、
もしくはボリュームがあるのが良いのか、
ボリュームが低いのが良いのか、
さらには値段が高いのが良いのか、
値段が安いのが良いのかといった形で
多くのフィルターがかかっていく中で
選択肢が絞り込まれていくのです。
■その際、フィルターに
引っかかることがなければ
存在していないのと同じ事と言えますので、
兎にも角にも相手の記憶に
まずは残すことが重要といえるのです。
そして、このタグというのは
無意識のうちに設定されることもあれば、
意図的に作り込み、相手の記憶に残るようにしていく
という考え方もあるでしょう。
■もちろん、
自然な会話の中で自分自身のタグを
相手に意識させることができれば
理想的ではありますが、
実際はなかなか難しく、
ある程度意識をしてタグ付けをしていなければ、
結果的には、
個人ビジネスのような
小規模な存在においては、
大規模な看板がある会社には
かなわないでしょう、
■つまり、何はなくとも、
まずは自分のタグを意識しながら作り込んでいき、
それを相手に対してしっかりと
伝えていくことが重要なのです。
特に、
代替性があるビジネスにおいては、
その中で競合から抜け出すための
タグ付けをしなければ、
たちまち過当競争に陥ってしまい、
値段を下げて対応するといった
対応をすることで自分の首を
絞めるということにもなりかねません。
とするならば、
まずは自分自身が
何によって憶えられたいのか
ということを強烈に意識し、
それを言語化することが
大切と言えるでしょう。
■これは、1日や数日で
見つけることができるものではなく、
かつ時間が経つにつれて
変わっていくものでもあるかと思いますが、
いずれにせよ、タグを一つ作り
そこに強烈な意味付けをしていく。
この点をまずは重点的に
意識しながら取り組んでいくことが
重要といえるのではないでしょうか。
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今日のまとめ
・相手の記憶に残らない限り、
思い出して貰う可能性は無い。
・だからこそ、相手に少しでも
印象に残して貰うために、
強烈なタグを作ることを
意識することが大切と
言えるのではないだろうか。
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