背中で語らず、言葉で語る

コミュニケーション

■仕事をしていく中で、

この人のエネルギーやバイタリティーはすごい、

と思った経験がある方は少なくない

かと思います。

 

朝からバリバリと仕事をこなし、

夜は外食に出て次の日も

また朝からバリバリと仕事をしている。

 

そんな人を見ながら、

なぜこんなにもやる気を維持できるのか

疑問に思うこともあるでしょう。

 

■ある研究の結果によると、

人が努力することができる能力というのは、

生まれつきある程度差があるようです。

 

もちろん後天的に伸ばすことも

十分に可能と書かれていましたが、

その一方で、一から努力をすることが

好きという人もいるということです。

 

そういった場合において、

なかなか頑張りきれないという場合においては、

そういったエネルギッシュな人を見て

なんとなく別の世界の人のように

感じてしまうこともあるかもしれません。

 

■この時、

エネルギッシュな上司が自分の基準に

合わせて部下を叱咤することほど

不幸なことはないと考えています。

 

全ての人が同じやる気で

過ごすことができるはずがありませんので、

「俺はこんなに頑張っているんだから

お前も頑張れ」

と言ったところでそんな話を受けた人は

何も心に響かないことでしょう。

 

■これは、

叱咤を受ける側からすると

強く思う感情ではありますが、

叱咤する側からすると、無意識に使って

しまいがちです。

 

■「俺も昔はこうだった」

とか、

「頑張れば何とかなるよ。」

と言った言葉は

その典型と言えるかもしれません。

 

これは自分の体験からきた

感覚的に納得感のある言葉なので、

相手に対して伝えたくなってしまいますが、

 

その言葉から来る納得感というのを

相手はまったく共感することができませんので、

結果として誰も得をしないという

結論になってしまうのです。

 

■要は、人のやる気というのは、

その人の中にあるものであり、

その人の内面から会話をし、

モチベーションを高めていく以外に

方法はないということです。

 

それがわかると、

俺の背中を見てついてこい、

といったことは

間違っても言ってはいけない。

ということになります。

 

■更に、1人1人モチベーションが違う中で、

その人に合わせて会話をしていくというのも

なかなか難しいもの。

 

ですが、これからの時代は

どんどん物事が個にフォーカスされていく中で、

個人個人のモチベーションをどういった形で

高めていけるかという点について考えることは

決して悪いことではないでしょう。

 

■やる気は人それぞれ異なるものであり、

相手をしっかりと理解しながらモチベーションを

維持できるように会話をしていく。

そんな姿勢を持つことが、

これからは求められていくのかも

しれません。

 

+++

今日のまとめ

 

・背中で語ろうとしても、

誰しもがついてきてくれるとは

限らない。

 

・むしろ、いまのような

不安定な世の中においては、

個のリーダーシップよりも、

それぞれの個に向かって

フォーカスを当てるほうが

重要と言えるのではないだろうか。

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