髭剃りではなく、シェービングクリームになる

■私たちは、常に目先の利益を獲得することに
血まなこをあげてしまいがちです。

組織であれば常に黒字の決算を作ると言うことは
職場のまわりの信頼を勝ち取るという意味でも
非常に重要ですので、利益の獲得が優先されてしまう
ことは良く分かります。

ただ、昨今の状況を見ていると、そういった風潮が
あまりにも強くなってしまっており、
刈り取られてしまう側が辟易していることが
多いということも実感しています。

■これは、例えて言うなれば、シェービングクリームを使わずに
髭剃りを使って髭を剃ろうとしていると言えるかもしれません。

ひげ剃りが営業する方で、ひげが営業を受ける側です。

クリームを使わなければ、ひげを剃った後では
傷がついてしまう可能性が高くなってしまうでしょう。

ただ、髭剃りはひげを剃るのが仕事ですので、
とにかく髭を剃らなければいけない。
このとき、シェービングクリームが付いているかどうかは関係なく、
とにかく一本でも多くのヒゲをそろうとするのです。

髭を剃られる側からすると、1度そういった痛い
思いをしてしまったのであれば、次からは髭剃り
に対して警戒をしてしまうことでしょう。

■この時、自分の立ち位置というのを、
ヒゲ剃りとヒゲの間にある、シェービングクリームに
例えてみたらどうでしょうか。

シェービングクリームを塗るだけでは
ヒゲが剃れることはありません。
つまり、すぐにヒゲを狩り取ろうとするのではなく、
まずは下地を作るということを意識していくのです。

そして、シェービングクリームが実際に肌に
浸透したタイミングで、髭剃りを使う、
もしくは他にもっと良い髭剃りを持っている人がいれば、
その人にひげを剃ってもらえばいいのです。

■どれだけひげ剃りのスキルが高い人であったとしても、
シェービングクリームは無いよりもあった方が
いいのは間違いありません。

つまり、端的な利害関係の外にはなるかもしれませんが、
それでも必要な時には必要とされる存在になる
ことが重要と言えるのです。

1度、シェービングクリームの便利さに
気が付いてもらえたのであれば、それからは常に
使ってもらえるようになるでしょう。

このように、常に新しい仕事に対して仕込み続けるという
状態を平常化することが、長い時間軸で成果を出していく
という観点において大切だと言えるのではないでしょうか。

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今日のまとめ

・営業をする側と受ける側の
摩擦は、どんどん大きくなっていっている。

・であれば、その摩擦を減らす方向に
動くことが大切と言えるのではないだろうか。

・長い目で見て仕事を継続することが、
最終的には大きな成果に繋がると
言えるだろう。

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