価値という言葉の意味について改めて考える

何かビジネスを行っている人は、
「価値」という言葉の意味について
常に考え続けなければいけないと思っています。

ビジネスにおいてお客さまに提供するものは
商品ではありません。価値です。

商品というのは価値が具体的な形になったものであり、
その商品を通じてどういった価値を提供できるのか。
ということを考えることが重要なのです。

もちろん、
この価値はコンサルという目に見えない形で
提供される場合もありますが、
いずれにせよ、価値を明確化してはじめて、
価値をお客さまに提供することができるのです。

例えば、飲食店などの場合、
おいしいしいものが食べたいという欲求に対して、
美味しいものを提供することが
価値の提供につながり、ビジネスが成立しています。

美味しいものというのは、一つの価値の形ですが、
もっと突き詰めて考えていくと、
価値を細分化することができます。

例えば、一言で肉といっても、霜降りのお肉から
赤みの肉まで、多くの種類があります。

つまり、多くの商品(=価値)があるなかで、
お客さまがどういった価値を求めているのか。

という点について常に思いを馳せる
必要があるのではないでしょうか。

だからこそ、繰り返しになりますが、
ビジネスを大きく飛躍させるためには、
価値という言葉の定義をしっかりと
作り込むことが大切なのです。

価値が明確化しない限り、
適切な価値をお渡しすることは
できないのです。

また、具体的な価値の定義を
見出すことができるようになると、
事業の絞り込みをしなければいけない。
と考えるようになります。

私たちは全ての方の
全ての悩みに対して回答を
お渡しすることはできません。

そして、限られた分野の中で、
お客様に対して高い価値を提供するためには、
自ずとその分野を絞り込む必要が出てくるのです。

飲食店の場合でも、お寿司を出したり、
焼肉を出したり、お好み焼きを出したり、
そういったお店は一つ一つの商品に対する
エネルギーが分散されてしまい、
提供できる価値が小さくなってしまいますよね。

ただ、価値を絞り込むということは
なかなか難しいことです。

また、多くのお客さまを獲得したいと考えるのであれば、
価値の受け皿を広くしたいと思うのは当然のこと。

その気持ちは分かりますが、受け皿を広くすると、
おのずと一個一個の提供できる価値のレベルが下がってしまい、
最終的にはそのビジネスは立ち行かなくなってしまう
可能性が高まります。

極端な話、プロ野球選手が
サッカーのスキルが必要とされるでしょうか。

全くされないですよね。

もちろん、サッカーが好きな人が
野球の試合を見に行くことはないかもしれませんが、
少なくともある一定の市場が見える範囲であれば、
分野は絞り込んだ方が家に決まっているのです

そして、分野の絞り込みが決まれば、
あとはそこで提供できる価値を高め続けるだけです。

そう考えると、ビジネスというのは
あまり難しく考えない方がいい、
ということが分かってきます。

特に今の時代はインターネットが発達して、
それぞれ個人が持つ情報というのを
広く世界に発信することができるようになりました。
そういった世界においては、
場当たり的な対応ではなく一つの分野に絞り込み、
その分野で徹底的に強みを発揮すると言うことが
大切と言えるのではないでしょうか。

私自身、会社を立ち上げてからは
たくさんの仕事を受けてきましたが、
結果としてはあまり深い価値を提供できることが
できないサービスになってしまったと考えています。
これは大きな反省です。

自分が最大の価値を発揮できる分野に
絞り込むこと。
そして、その分野において提供する
価値を最大化すること。

これがビジネスを大きくしていく上で
大切なことと言えるでしょう。

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